新座市・ひばりが丘の糖尿病専門/城西内科クリニック
〒352-0035 埼玉県新座市栗原5-6-26
西武池袋線 ひばりヶ丘駅北口より徒歩5分
駐車場 | あり |
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診療時間 | 午前 9:00~12:00 (受付11:30迄) 午後 2:30~ 6:00 (受付5:30迄) |
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休診日 | 木・土曜午後/日曜/祝日 |
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CBD(カンナビジオール)は、植物性カンナビノイドの一つ。ヘンプ(大麻草)から抽出される天然の栄養素です。CBG(カンナビゲロール)は、CBDやTHCなど他のカンナンビノイドの元となる成分です。 CBDよりも、より深いリラックス感を得られるといわれています。
当院では、日本のCBD研究の第一人者である昭和大学・佐藤均教授が研究開発した安全なCBD/CBGオイルを使用しております。
CBDは大麻草のみが持つ栄養素で、生理活性物質「カンナビノイド」のひとつ。
野菜や果物、植物などの自然界にあるファイトケミカルの1種になります。
カンナビノイドには、CBDだけでなく、THC(テトラヒドロカンナビノール)、CBG(カンナビゲロール)、CBN(カンナビノール)など、現在では130種類ほどが存在することがわかっています。
中でもCBDとTHCが有名で、THCはハイな状態を引き起こす精神活性作用があり、マリファナの主原料で、日本での使用は禁止されています。これに対してCBDにはそのような精神活性作用はなく、日本での使用は問題ありません。
THCは、カンナビノイド受容体であるCB1に自ら結合します。CB1は脳神経に広く分布していて、THCによって強く影響を与えられるため、精神的に「ハイ」な状態を引き起こします。
CBDは、カンナビノイド受容体のCB1、CB2に親和性が低く、間接的に働きかけるため作用が穏やかでリラックス効果があります。
THCとCBDが抽出される大麻草は品種が違います。THCとCBDの含有量がそれぞれ異なり、一般的にマリファナはTHCが多く、ヘンプはCBDが多い(THCがほぼ含まれない)とされています。
1948年 | 日本で「大麻取締法」が制定 |
1960年代 | 大麻草のカンナビノイド、THCと CBDの構造が決定される |
1990年代 | 内因性カンナビノイドが発見されCBDの研究が進む |
2013年 | CNNの医療番組で1日300回も痙攣が起きていた難治性てんかんの少女がCBDオイルの服用で改善される様子が放映され、世界中に知られるきっかけとなる |
2018年 | ・世界アンチドーピング機構がCBDをドーピング対象から外す ・WHOはCBDの安全しを化学的な安全な薬物と評価 ・FDAが大麻草由来のCBDを医薬品として承認 ・アメリカで産業用大麻の農業法を改正。連邦法において大規模栽培が認められ、違法植物ではなくなる |
2020年 | 日本でも厚労省により、CBDno輸入ガイドラインが発表され、今後の市場流通の期待が高まる |
私たちの身体には、エンドカンナビノイド・システム(ECS)と呼ばれる身体調節機能があります。このシステムは、脊椎動物が生きていくために備わっている機能で、日常的に起こる生理的プロセスに重症な役割を果たすことがわかっています。
気分や運動能力、免疫活性、血圧、骨密度、痛み、ストレス、空腹感など、情報伝達シグナルによる細胞間コミュニケーションが行われることで、正常に機能しているのです。
ECSが正常に働くことで身体は健康な状態を保っています。
内因性カンナビノイドとそれらと結合する受容体(レセプター)は2種類あります。
外部からの強いストレスや加齢に伴う老化によって、ECSの働きが弱ると内因性カンナビノイドが減っていく「カンナビノイド欠乏症」になることがわかっています。
CBDは、内因性カンナビノイドを分解するFAAH(脂肪酸アミド下垂分解酵素)を阻害したり、内因性カンナビノイドの再取り込みを阻害したりすることでECSを活性化させるため、さまざまな疾患のもとになるカンナビノイド欠乏症を防ぐ効果があると考えられています。
私たちの身体には、エンド・カンナビノイド・システム(ECS)と呼ばれる身体調節機能があります。神経伝達シグナルによって細胞間コミュニケーションを行なっていて、生体の生命活動や生理機能の維持・調節をしています。
CBDは身体調節機能ECSを整え、活性化に導きます。
摂取量によって効果が逆になったり、異なった作用になります。
<少量摂取>活性作用
<中〜多めの摂取>睡眠促進作用
大麻草の中でもCBDに使われている品種は「ヘンプ」。成熟した大麻草の種と茎のみからエキスを抽出しています。大麻取締法では穂・葉・枝・根の利用は禁止されていますが、CBDオイルは利用していません。一方で違法になるのはTHCです。